炎天下「五輪さん」

 慈円寺の境内に祭られている「五輪さん」の供養が7月30日(日)、西代上組東町内会の人たちによって行われました。
 この日は全国各地で「災害級の暑さ」が予想され、この地方でも午前中から35度近くになりました。「熱中症警戒アラート」が出されるなか上組東町内会の大塚会長をはじめ女性会員を中心に12名が集まりました。錦織正文住職の読経のあと参列者が五輪塔にお米を供え手を合わせました。
 この「五輪さん」はおよそ600年前、出雲市鳶巣町の鳶ヶ巣城が落城した際、この地方まで逃げ延びてきた武将の一人が命を絶ったのを、地元の人たちが憐れんで五輪の塔を建て、毎年この時期に供養しています。
 炎天下、名も知れぬサムライの弔いを黙々と続けている上組東町内会の女性たち、戦国の世から代々受け継がれている銃後の営みをです。

 <五輪さん供養>

 

2023年07月30日